私は4人部屋の左の窓際のベッドでした。次々と入院患者さんが入院してきました。みなさん60代70代のおば様たち。みんな明るく優しい方ばかりで相部屋で心配していましたが、にこやかに入院生活が始まりました。
ガンセンターに入院しているから病院に入院している人たちみんな何かしらのガンな訳で…。
私のいる病棟は乳がんの患者さんの病棟だからみんな乳がん。だからね、廊下に出てたらほかの患者さんに「あなたはどっちなの?」と聞かれることが多かったです。『右なのか左なのか、温存なのか全摘なのか、一回目のガンなのか、再発なのか...』(笑)
みんなガンなのに私がお会いした人たちは、なぜかみんなとても明るくて話好きな方が多かったので、散々一人気落ちしていたわけですが、ガンセンターに入院したら不思議といままで硬く冷えて凍っていた心がほわぁ~って溶けてほぐれていくというか、安心したんです。
今まで健康な人しか周りにいない世界から、ガンの人しかいない世界にきたら、『ガンであることや苦しんでいる気持ちを隠さないでいい』『辛いのは私だけじゃない』という戦友がいる!という安心を感じました。
不思議な感覚でした。。。
ーーーだってほんの数か月前までは私だって『健康優良児』だったんだから……………。
入院初日は入院にまずは慣れるということが目的にて、やることはオリエンテーションのみでした。
⑪へつづく
広告 バタバタする前にお買い得に早めのおせちのご準備いかがでしょうか。一年頑張ったご褒美にも。
コメント