温存なのか、全摘なのか…かなり悩んだ話。⑧

9月に肺の再検査から「乳がん疑い」になり、グレーゾーンを経て転院。詳しい検査をしたら、まさかのガン決定!……って、一瞬で健康優良児から「ガン患者」にクラスチェンジしちゃったわけですが。そこから入院まの1週間前までバリバリ仕事して、日常はいつも通り。ただ違うのは、着々と進む入院準備と、「前日開きの病衣着物みたいなやつ」「前開きのパジャマ」「前開きのワイヤーなしブラ」という、前開きコレクションが増殖していくことくらい。ちなみに手術は一応温存予定だったけど、「開けてダメなら全摘へ変更」というガチャ要素付きでした。

結構かなりすごーーーーーく悩んだのは、胸をどうするか問題。。。

手術を前にして、私の脳内会議は連日大混乱。

胸を全部取ってしまってリスクを少しでも減らしたほうがいいのか?

いや、でもそうしたら乳首もなくなるし、子供とこれから温泉とかに行くときに困るのでは…?

または、いっそのこと全部取ったついでに、この際シリコンを入れて「でかい胸」にしてもらうか⁈

反対側は保険適応外だから自費になちゃうけど、「半額の値段でちゃっかり豊胸できるラッキーチャンス」と思えばいいのか…。ガンになったんだから、ちょっとくらいいいことあってもいいよね?とか…

いやいや、シリコンじゃなくて自分の下腹の脂肪を中を通して移動する手術がいいのか?それなら傷は増えるけど自分由来だし、ついでに下っ腹もなくなってお得じゃない??でも、あちこち切るから全身傷だらけで痛そうだな……。とか、とか…、もう限りなく考えられるパターンは全部考えまくりましたよ。

もうね、頭の中はぐちゃぐちゃです。

前向きになったかと思えばどん底まで沈み、手術が怖すぎて「やりたくない!逃げ出したい!」と思ったり、逆に「早く終わらせて身体からガンを取ってもらいたい!」と焦ったり。

気持ちはジェットコースターどころか、洗濯機の脱水層並みに寝ても覚めてもぐるぐる回りっぱなしの毎日でした。

やっぱり胸って大きかろうが小さかろうが女性のシンボルじゃないですか!まだ女盛りの30代の私はかなり悩みました。今ならもう少し違うような気もしていますが…。

まぁ、胸をどうする問題は手術当日まで悩みまくり、なるべく体にダメージを与えたくないなって思ったので再建とかはしない方向にし、「開けてダメなら全部取りましょう」に結果落ち着くのでした。

                          ⑨に続く

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