朝、目が覚めて手術が無事に終わったことにようやく少しだけ、ほっとした自分がいました。
パジャマのボタンを少し開くと胸にはバンドが巻かれています。
昨日、母からは「温存だった」と聞いた気はするけれど……。
ーーーでも、実際傷はどうなっているのだろう……?。不安がよぎる。。。
もし…思っていたより胸の傷が酷かったら……。
痛み自体は思っていたより全然痛みはなかったです。朝食からは常食を普通に食べられました。
お向かいのベッドのおば様は麻酔の影響で気分が悪く嗚咽をしていてとても辛そうだったため、ほかのおば様たちとこっそり話してごはんの匂いでさらに気持ち悪くさせないようにみんなカーテンを閉めて、ささっと食べちゃおう!て食べました。
全摘でドレーンが入っていたり、温存だったり、みんなそれぞれだったけれど4人の戦友は無事手術という一つの山を共に乗り越えたのだという安堵がありました。
食後に痛み止めが処方されていたけれど、私は飲まなくても平気なくらいな痛みでした。
足は問題ないため、朝にバルーン(おしっこの管)が抜かれてからは部屋の外のトイレに行ったり、売店へ行ったりして移動には何の不自由もなく過ごすことができました。
午後になり先生が回診に回って、そこで初めて胸に巻いたバンドを開き目視で確認されただけで終了!
傷を見るまではそこまで痛みもなかったから、胸に気を取られるような感じはさほどなかったのだけど、実際に傷のある胸を見たらやっぱりショックでした。でも、ガンを取り除いたんだという安心とで涙が出てしまった。
温存でこのショックなのだから全摘をした戦友はどれほどのショックだったのだろう……。
そう思うと心がぎゅうっと締め付けられるような気持ちになりました。
胸って女性のシンボルだし、体に傷ができるってかなりショックな訳で……。胸は自分の視界に入るから、いやでも目についてしまう。
だけど命には代えられないから頑張ったけれど。
もう以前のような胸には戻らない……。
そんな辛さを抱えながら生きていくんだなって涙が出た。
傷ができるまでまだ自分はガンじゃないんじゃないかって希望を最後まで手放せずに握っていたけど、傷がついた胸を見て「やっぱりガンだったんだな」ってようやく納得したのを覚えています。
⑮へ続く
※あくまでも私の体験談になります。痛みは人それぞれなので痛みによって痛み止めなど医師にご相談くださいね。
広告 無添加な食材で体を中から整えてみてはいかがですか?
コメント